人材派遣会社の活用

 会社を運営していると突発的に従業員が退職したり、事業を拡大させようとした時にマンパワーが足りない状況になったりします。そういった場合には、先述したように会社はハローワークで求人申し込みをしたり、求人広告を利用したりして人を雇うための対応をします。しかしながら、思ったように人が応募してこなかったり、応募があったとしても会社が必要としているスキルを持った人材ではなかったりということがおこりえます。どうしても人手がほしい、そういう困った時に活用することができるのが人材派遣会社です。

 

 人材派遣は、派遣会社(派遣元)・派遣先企業・派遣労働者の三者間で構成されるシステムです。会社が直接人を雇った場合には、会社が雇った人を自社の業務に従事させ、賃金を直接本人に支払います。しかし、人材派遣のシステムでは、派遣会社が派遣労働者を雇用し、賃金を支払いますが、派遣労働者は派遣先企業の指揮命令を受けて派遣先企業の業務を行います。本来雇い入れている派遣会社が派遣労働者に指揮命令をすることはありませんし、派遣会社の業務を行わせることもありません。そして、派遣労働者から役務の提供を受けた派遣先の会社は派遣会社に対して派遣料金を支払います。

 

 人材派遣活用のメリットについてですが、まず第一に必要な時に必要な人材を利用できる点が挙げられます。次に直接雇用すると給与は固定費となりますが、派遣会社へ支払う派遣料金は変動費となり人件費を流動化できます。そして、直接雇用であれば求人広告の費用や教育のための費用、法定福利費などがかかりますが、人材派遣を活用すればこれらのコストを大幅に削減できます。最後に、派遣労働者の勤怠管理、給与計算、社会保険雇用保険の手続きなどは派遣会社が行うので、これらの手間を省くことができます。

 

 人材派遣活用のデメリットですが、直接雇用の場合は会社と労働者、ダイレクトにお互いコミュニケーションが取れますが、派遣会社・派遣先企業・派遣労働者の3者の関係で働くためコミュニケーションギャップが生じやすいです。派遣会社を選ぶ際は、派遣料金だけを基準にせず、派遣先にも派遣労働者にもしっかりとコミュニケーションがとれる管理担当がいる派遣会社を選ぶことをお勧めします。

 

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